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会長からのご挨拶

 

日本酪農科学会(JDSA)の会員の皆様へ

 

2023年1月より、浦島先生の後任として2年間の任期で会長を務めさせて頂くことになりました中島でございます。

2019年末に端を発したCOVID-19パンデミックから実質的に3年になります。この間、日本では社会活動が停滞しました。2020年では多くの学会が開催を中止いたしました。幸い、日本酪農科学会は学会活動の停滞は最小限にしたいという浦島前会長のご意向により、2020年には信州大学下里大会長、2021年には京都大学片山大会長のご尽力でオンラインにて酪農科学シンポジウムを遅滞なく開催することができました。昨年は日本獣医生命科学大学佐藤大会長のご尽力でオンラインと対面のハイブリッドで酪農科学シンポジウムを開催されました。対面で行われたポスター発表でこれまでにない活発な議論が交わされ、オンラインには良い点もあるものの、研究活動には対面でのディスカッションも不可欠であることを痛感いたしました。
今年の酪農科学シンポジウム2023は、福島大学西村大会長のもと、9月1日(金)に「コラッセ福島」にてハイブリッドで開催されます。ご所属機関のCOVID-19対応ガイドラインが許せば、対面での参加を是非ご検討いただければ幸いです。

本年3月より、ミルクサイエンス誌に掲載する査読が必要な論文について、Aries Systems社さんのEditorial Manager®システムを使った電子投稿を導入致します。混乱を避けるために、年内は従来の方法と並行して受け付ける方向を取らざるを得ないと思っております。詳細につきましては、ホームページで順次公開して行きます。

今年の日本酪農科学会の活動が、会員の皆様のお役に少しでも立てますよう、執行部一同最善を尽くします。これまで通りの積極的な学会活動へのご参画をお願い致します。
2023年元旦

日本酪農科学会
会長 中島 肇